とある夫婦が経験した怖い話

どうも、ドクター・ソクラテスです。

 

皆さん!熱中症にはなっていませんか?!

毎回このブログでも書いてきましたが、水分補給はしっかり取っていきましょうね!!

 

さて、今回は少し久しぶりに怖い話を書いていきたいと思います!

 

ただ今回は趣向をちょっと変えて、ただ怖いだけでなく、少しクスッと笑える話になりますので宜しくお願い致します。

(ご存知の方は申し訳ございません)

 

あるホテルにて…

とあるキャンプ場でキャンプをしに来ていたA田さん夫婦。

その日の夜、突然激しい豪雨に襲われてしまいます。

テントを張って寝泊まりしようとしていましたが、あまりの激しい豪雨に「これじゃあ寝泊まりなんて出来ない」と考え、A田さん夫婦はキャンプをやめて、車で家に帰ることにしました。

しかし、厄介なことにA田さん夫婦の自宅は、キャンプ場から3時間以上かかる場所にあります。

尚且つ不運なことに、道は渋滞していて帰る時間がどんどん遅くなっていきました。

「これはもう仕方がない。どこかのホテルに泊まろう。」とA田さん夫婦の夫であるK太さんが提案し、早速妻であるD子さんはカーナビを使って近くの宿を検索します。

そして、近くのホテルや旅館に行き一晩だけでも泊まれる場所を探しますが、どこも満室で泊まれません。

この状況に「これはもう泊まれそうにないな」とA田さん夫婦は諦めかけていました。

そのように考えながら、泊まれる場所を引き続き探していくと、ある一軒のホテルに辿り着きます。

早速そのホテルの受付に行き「一晩だけ泊まれる部屋はありますか?」とたずねると、「申し訳ございません。現在全ての部屋が満室の状態です」と受付の女性が答えました。

「仕方ない。別の場所を探そう」とホテルを出ようとしたその時、近くにいた1人の従業員が「あれ?〇〇号室って確か空いてませんでしたっけ?」と発言します。

「なんだ。空いている部屋はあったのか!」とA田さん夫婦は喜びます。

その時、受付の女性が「なんでそんな事言うの!」とその従業員を叱責します。

叱責された従業員も「しまった!」と顔が青ざめていました。

その反応が気になったK太さんは「どうかしましたか?」とたずねます。

すると受付の女性が「いやーあそこの部屋は全く掃除していない場所なんで、非常に汚れていまして。ハッキリ言ってあまりオススメできない部屋なんですよ〜(笑)」と答えます。

叱責を受けた従業員も「そうなんですよ!本当に汚くて寝泊まりするのはオススメしません!!」と続けて答えました。

A田さん夫婦は泊まるかどうか相談しましたが、せっかく泊まれる部屋があるのだから、汚くても別に問題ないと考え、その部屋に泊まる意思を伝えました。

すると受付の女性は「そうですか・・・わかりました・・・。」と声を落として部屋の鍵をA田さん夫婦に渡しました。

 

部屋の中は・・・

そして今日泊まる〇〇号室についたA田さん夫婦。「あれだけ部屋が汚いと言われたから、どれだけ汚れているのだろう?」と部屋の鍵を開け、恐る恐る部屋の中に入り、電気を点けました。

しかし、意外なことに部屋の中は綺麗な状態になっていました。

「なあんだ、心配して損したな」とA田さん夫婦は一安心しました。

 

ドアを開けると・・・

しばらく部屋の中でくつろいでいたA田さん夫婦。

すると突然「トントン」と部屋のドアをノックする音が鳴りました。

「一体誰だろう?」とD子さんはドアを開きます。

するとドアの前にはホテルの従業員が紙袋を持って立っていました。

「どうかしましたか?」とD子さんがたずねると「こちらの商品をお渡しに参りました」と言って、持っていた紙袋を渡されます。

紙袋に中を覗くと、何とお饅頭の箱が入っていました。

続けて従業員から「こちらのお饅頭は私達のホテルで販売しているお饅頭です。サービスで差し上げますよ」と言われました。

「いいんですか?貰っちゃって?」D子さんが聞くと「いえいえ!どうぞどうぞ!お気になさらず!」と言われ、「そこまで言うなら」とお饅頭が入った紙袋を受け取り部屋へ戻りました。

数分後、再びドアをノックする音が鳴ります。

「今度は誰だろう?」とD子さんがドアを開けると、別のホテルの従業員が立っていました。

「どうかしましたか?」とたずねると「こちら10000円分の商品券でございます!こちらの商品券を差し上げたいと思います!!」と言われ商品券を渡されました。

この後もホテルの従業員が数分毎に部屋に訪れ、フルーツの盛り合わせやホテルの売店で販売されている商品などをA田さん夫婦へ渡しに来ました。

そのあまりのサービスの良さに「すごく良いホテルだなあ」とA田さん夫婦は関心していました。

 

突然部屋の中で・・・

深夜3時頃。A田さん夫婦がベッドで寝ていた時、突然K太さんの隣から呻き声が聞こえてきます。

隣を振り返って見てみると、D子さんが頭を抱えて呻き声あげていました。

「おい!どうした!?」とD子さんに聞くと、「なんか急に頭が痛くなっちゃって…」と訴えます。

「風邪でも引いたんだろう」そう思っていたK太さんですが、ここである異変に気付きます!

何と部屋の中が異常なぐらい寒くなっていたのです!

寝る前は全く寒くなかったのですが、今起きてみると季節が夏なのにもかかわらず冬場と同じくらい寒くなっていました。

「冷房の設定温度が低いからだろう」と思い、エアコンのリモコンを見つけ設定温度を確認すると、”27度”になっていました。

「”27度”でこんなに寒くなるはずがない。何かがおかしい」と違和感を覚えます。

とりあえずホテルの従業員に薬が貰えるかどうか受付に行って確認しようと、A田さん夫婦は部屋の外に出ます。

すると、部屋に出た瞬間驚くことにD子さんの頭痛が治ってしまいました。

さらに、部屋へ戻ってみると、あれだけ寒かった部屋が寒くなくなっていました。

それ以降不思議な現象は一切起こりませんでしたが、A田さん夫婦は不安な気持ちになりながらその部屋で一夜を過ごしました。

 

出入り口の従業員・・・

次の日の朝、A田さん夫婦は受付に行きホテルのチェックアウトを行います。

チェックアウトの手続きが終わり、ホテルを出ようとしたその時、出入り口に立っていた年老いた従業員がこちらに向かって走ってきました。

A田さん夫婦の前に立ち「A田様でございますか?」と聞かれ「そうですよ」と返答すると、「そうでしたか!申し遅れました。わたくし当ホテルの責任者をしていますW川でございます!」と自己紹介されました。

「責任者がどうして自分達の所に来たんだ?」と疑問に思っていると「従業員を代表してお礼を言わせて頂きます!当ホテルにお泊り頂き誠にありがとうございます!!心ばかりですが、こちらの旅行券を差し上げます!!!」と言われ旅行券を渡されました。

昨日から続く従業員の異常なサービスの良さ。その態度にA田さん夫婦は怪しく思います。

あの部屋について何か知っているのではないかと考え「泊まらせてもらった部屋って前に何かありませんでしたか?」と思い切って責任者にたずねました。

すると責任者が「いやいやいやいや!何を仰いますか!?そんなことあるわけないじゃないですか!!さあさあ、どうぞ気をつけてお帰り下さい!!!」と一気に顔色を悪くさせながらそのように答えました。

部屋で起こった出来事、従業員のサービスの良さ、そして責任者のあの焦り方。

色々と不気味な事だらけだったなあと思いながら家へと帰って行きました。

 

いかがだったでしょうか?

A田さん夫婦が泊まった部屋には一体何があったのでしょうか?

ホテル側もどうしてあそこまでサービスを良くするのでしょうか?

何か重大な事を隠しているのは間違いないですね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

それではまた!

 

※過去の怖い話は以下になります。