どうも、ドクター・ソクラテスです。
いやー、暑い!本当に暑い!!暑くてツライ思いをしています!!!
夏休みに入っている方々もいらっしゃるかと思いますが、夏バテせずに頑張っていきましょうね!!
さて、今回も筆者が最近ハマっている怖い話を書いていきたいと思います。
(ご存知の方は申し訳ございません)
夢の中で・・・
都内の企業でOLとして働くA子さん。
ある日A子さんが家で寝ていると、久しぶりに夢を見ました。
その夢では、A子さんは駅のホームで電車を待っており駅のホームに立っていると、誰かの視線を感じました。視線がする方を見てみると、遥か遠くのホームの端の方で黒い服を着た男がこちらを見ていました。
「何だろうあの人?」と疑問に思った瞬間、A子さんは夢から醒めました。
謎の男が・・・
数日後A子さんは再び夢を見ます。その夢ではA子さんが近所の公園に設置されているベンチに座っていました。すると、誰かの視線を感じ、その視線がする方を見てみると、先日夢に出てきた男が遠くからA子さんを見つめていました。
「またあの人だ!」A子さんがそう思った瞬間夢から醒めます。
それからまた数日後、A子さんは再び夢を見ます。その夢ではA子さんが友人達とランチを食べていましたが、食べている途中誰かの視線を感じました。まさかと思いその視線がする方を見てみると、店内のレジの所から先日夢に出てきた男がA子さんを見ていました。
「どうしてまたいるの!?」と思った瞬間、A子さんは夢から醒めます。
それ以降、A子さんは不定期に夢を見るようになりますが、どの夢にもその男が出てきました。
「何者なんだあの人は?」A子さんは夢から醒める度にどんどん不安な気持ちになっていきました。
いつもとは違う・・・
不安な気持ちを抱えてから数日後、家で寝ているとまた夢を見ます。その夢では、A子さんがいつも会社から家に帰る時に通っている道を夜の時間帯に歩いていました。
道を歩いていると、背後から”コツ…コツ…コツ…"という足音が聞こえてきました。
その足音が気になり後ろをゆっくり振り返ると、いつも夢に出てくる黒服の男がこちらを見ながら後ろから付いてきているのです!
A子さんは怖くなり走って逃げますが、その後ろを男も走って追いかけてきます!!
A子さんは必死になって逃げますが、運悪く足がもつれてしまいその場に倒れてしまいます。
すると、男は倒れたA子さんに跨り首を強く締めてきました!
A子さんは何とか逃れようと暴れますが、逃れられず徐々に意識が遠のいていきます。
そして、A子さんは完全に意識が無くなりました。
その瞬間A子さんは夢から醒め、「夢で良かった!」とほっと胸をなでおろしました。
まさかの・・・
その夢を見てから数日後、A子さんは1日の仕事を終わらせ家に帰ります。
そしていつも通っている道を歩いていると、“コツ…コツ…コツ…”と背後から足音が聞こえてきました。
嫌な予感がしたA子さん。恐る恐る後ろを振り返ると、そこには夢で見た黒服の男が後ろからついてきていたのです。
夢で見た時と同じ状況で動揺するA子さん。その場から逃れようとA子さんは走って逃げますが、夢の通り男が後ろから追いかけてきました!
「これはマズイ!」そう考えたA子さんは、思い切って後ろを振り返り、持っていた鞄を男目掛けて振り下ろします!
その振り下ろされた鞄は、男の顔面に直撃しその場に崩れ落ちました。
「この隙に逃げよう!」A子さんはそう考え、急いでその場から離れます。
すると、その場に倒れた男がA子さんに向かって「夢だとこんなはずじゃあなかったのになあ…」という呟きました。
その呟きが聞こえたA子さんは自分と同じ夢を見ていたという事実に恐怖を感じながら、その場から逃げていきました。
それ以来、A子さんは黒服の男が出てくる夢を見なくなりました。
いかがだったでしょうか?
自分と同じ夢を別の人間も見ていたという話は滅多に聞きませんよね?
しかも夢の中で出会った人間が自分を襲う悪い人間で、正夢として同じように自分に襲いかかってくる。
こんな夢一生見たくないものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!!
※過去の怖い話は以下になります。