どうも、ドクター・ソクラテスです。
最近、偏頭痛気味で悩んでいます。そんなに酷いわけではないのですが、偏頭痛になる頻度が増えている気がしてちょっと困っています。しっかり体調を整えていきたいですね!!
さて、今回は夏の暑い日にぴったりの怖い話をしていきたいと思います!
(聞いたことがある人はあまり楽しめないかもしれませんが・・・)
某県某市のトンネルにて・・・
某県某市には、地元で有名なトンネルがありました。そのトンネルは夜遅い時間に車で入って通り抜けようとすると出口付近に白装束の女の幽霊が待ち構えているという心霊スポットでした。
ある日男子大学生4人が肝試しということでその幽霊が出るトンネルへ行ってみることになりました。
突然車が・・・
そして当日の深夜。男子学生が所有している車に乗ってそのトンネルに向かいます。入口に着くと何とも怖い雰囲気が漂っていました。
早速トンネルの中に入ろうとしますが、このトンネルで幽霊を見るためのルールとして「トンネルの入口から出口まで徐行運転」で進んでいかなければなりません。そして徐行運転の状態でトンネルの中へ入っていきます。トンネル内は所々にいたずら描きがされていたり、コケが生えていたりとよくあるトンネルの光景が広がっていました。
しばらく徐行運転をして進んでいき、トンネルの中間地点に差し掛かろうとしたその時、突然車のエンジンが止まります。「おい!何やってんだよ!とっとと車を走らせろよ!!」と助手席に座っていた男子学生が怒ります。しかし、運転していた男子学生が青ざめた表情をしながら「俺何にもやってない。突然車のエンジンが止まったんだよ。」と言いました。これはマズイ!そう感じた車内の男子学生達は「早く車のエンジンかけろよ!」と急かしますが、いくらエンジンをかけようとしてもエンジンがかかりません。
その時、突然車のボンネットを”バンバンバン!”と叩く音が車内に響きました。男子学生達は「うわぁー!」と叫んだり車内にうずくまったりとパニックに陥ります。
しかし、しばらくすると音が鳴り止み、あれだけかからなかったエンジンが自動的にかかりました。男子学生の1人が「いやー怖かったなあ。でもこれって幽霊が出てくる前兆なんじゃないか?」と言うと、別の男子学生が「確かにな!よしこのまま車を進めようぜ!!」と言って徐行運転を再開させます。
出口にたどり着くと・・・
「幽霊が見れるんだ!」全員が期待をしている状態でトンネルの出口に近づきます。20m…10m…5m…もうすぐ見れるぞ!と全員が期待していました。
しかし、幽霊が出てくることなくそのままトンネルを通り抜けてしまいました。
「なんだ、あのボンネットを叩く音で終わりかよ。せっかく見れると思ってたのに。」全員がそのようにガッカリした気持ちになって、その日は家に帰る事にしました。
訪ねてきた意外な人物・・・
数日後、車の所有者である男子学生が自宅にいると、突然インターホンが鳴りました。
誰だろうと思い、ドアの覗き穴を見てみるとそこに立っていたのは警察官でした。
早速ドアを開けると、警察官が「〇〇さんの自宅ですね?突然失礼します。私〇〇警察署の✖︎✖︎と申します」と自己紹介をされます。続けて警察官が「あなた◯月✖︎日◯時〇〇分に〇〇トンネルにいませんでしたか?」と質問されました。指摘された日時と場所は、幽霊が出るトンネルで肝試しをしている時だったので、男子学生は「ハイ。その時は〇〇トンネルにいましたよ。」と答えました。すると警察官が「いや実はですね、たまたまそのトンネルの近くを通った女性から『いけない運転をしている車を見つけた』と通報を受けましてね。女性からその時の模様を撮った動画を見せて頂きまして。その動画に写ってた車のナンバーを調べて、それであなたの家に取り調べに来た訳です。」と言われました。
心当たりが全く無い男子学生は「いいえ、あの時車を運転していましたけど、違反はしていませんよ!」と反論します。
しかし警察官は、「イヤイヤ、嘘をついちゃいけませんよ!動画にもちゃんと写ってたんですから!!ダメですよ、車の上に女の人乗っけて運転しちゃ!!!」と言い返されました。
そう、あの時ボンネットを叩く音が響いた時、女の幽霊が車の上に乗っており、そのまま車の上に女の幽霊を乗せたまま運転をしていたということです。
最後に…
どうでしたでしょうか?自分が今まで聞いた怖い話の中でもトップクラスで怖い話でした。
今回だけではなく今後も怖い話をご紹介していきたいと思いますので、ご期待下さい。
それではまた!