今週のお題「部活」
どうもドクター・ソクラテスです!
今回はいつものスイーツ・怖い話記事とは別にはてなブログさんが指定した今週のお題「部活」で久しぶりに雑談ブログを書きたいと思います。
出典:いらすとや
最後の大会で
このブログで初めて書きますが、自分は中学生の時卓球部に所属していました。(実力はあまり強くありませんでしたが・・・)
中学生3年生の時、最後の大会「総合体育大会」が開催され、自分は大会に出場することになりました。
この時、自分はシングルスで出場はせず、普段から仲が良かった同級生とダブルスで出場することになりました。(ダブルスでちょこちょこ組んでいたのですが、試合をする度にほとんど勝つほど強かったと思います。)
自分は最後の大会ということで、大会前は今まで以上に一生懸命練習をしました。もちろん自分の相方も一緒になって必死に練習をしました。
お互いのコンビネーションも徐々に良くなっていき、「これは良いところまで勝ち進むのでは?」と手ごたえを感じていました。
当日・・・
そして待ちに待った大会当日。
自分は万全の状態で試合に臨もうと思っていました。
しかし、会場に相方がいません。
「あれ?もしかして遅刻しているのかな?」と思っていました。
しかし、卓球部の顧問がこんな発言をしました。
「今日〇〇君(相方の名前)は風邪をひいたので会場に来れなくなりました。」
その瞬間周りの部員達が一斉に大会の出場が危ぶまれた自分に対して哀れみの顔をしながら見つめてきました。自分は「マジか・・・。」と頭が真っ白になりました。
顧問は変わりの選手を探してくれましたが、変わりの選手が誰もいませんでした。
こうして自分は最後の大会には出場せず、卓球部を引退しました。
(ちなみにタイトルの悲しい出来事はこのことではありません。)
それ以来・・・
この話が同級生達に広がっていき、「最後の大会で、〇〇君の体調が悪くなって大会に出れないなんてついてないな。お前〇〇君に対して怒ってるだろう?」と担任の教員や同級生達に聞かれました。ただこの時必ず自分が言っていたのは、
「風邪はなりたくてなれるものではないよ。誰だって運悪く風邪はひくと思うし、相方だって風邪をひいて責任を感じているだろうから責めるのはかわいそうだよ。だからこの件に関しては『過ぎたことは仕方ないな』とだけしか思ってないから全然怒ってない。」
とこのように答えていました。
しかし、それ以来(多分誰かが怒っていると嘘ついたのか、責任感が人一倍強い相方だからこそなのかわかりませんが)相方と廊下ですれ違い自分から挨拶しても申し訳ない顔をしながら目を逸らしたり、自分からあの一件の話をしようと近づいても逃げられたりと会話をすることが無くなりました。
そして、その状態のまま卒業式を迎え、お互い離れ離れになりました。それ以来相方とは会っていません。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は少し真面目な話になります。
今でもあの時のことを思い出す度に、もっと強引にでも彼に近づいて、「『怒ってないよ』と言いたかったなあ」と後悔しています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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それではまた!!